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地域食料産業等再生のための研究開発等
支援事業の成果概要



 農林水産・食品関連産業などの食料産業等の活動現場において、産業界が直面している諸課題に対し、民間企業等が行う短期集中的な研究開発等を支援するため、 農林水産省が平成17年2月に課題を公募し、学識経験者等からなる外部評価委員会により評価し、平成17年5月に農林水産技術会議で採択され、 民間企業等が研究を実施した補助事業(1/2助成)です。

 情報協会は、提案区分「革新的技術による新生産システムの開発」及び「地域研究成果最適移転システム支援」計6課題の普及推進機関を務め、 普及推進会議の開催、推進委員と協会専門スタッフによる現地調査の実施等により本研究開発を効率的に推進しました。以下でその研究成果を紹介します。

(課題名をクリックするとくわしい概要が表示されます)


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 1.革新的技術による新生産システムの開発 

課題名研究概要機関名
エンドポイント遺伝子定量法による土壌遺伝子診断技術の確立  一度蛍光測定を行うことで、簡易で安価な遺伝子の定量が行えるエンドポイント遺伝子定量法により、 ジャガイモそうか病を対象とした土壌罹病診断技術を確立した。簡易・安価なシステムで遺伝子定量が可能となり、 土壌中に存在する植物病原菌を定量することで、罹病危険性の事前予測が可能になると共に、植物病原菌の存在量に応じた防除策の実施・農薬施用が可能となる。 (株)J-Bio21
パイプ斜抗基礎の実用化  パイプハウスの基礎工法として低コスト化・省資源化が図られるパイプ斜抗基礎の実用化に向け、施工を容易とするパイプ斜杭打込み機を開発した。 さらに、山中式土壌硬度計による硬度指数の測定で、施工場所のパイプ斜杭基礎の引き抜き強度を推定できる計算法を確立した。 グリンテック(株)
小規模堆積式コンポスト化処理設備向けの攪拌処理装置の開発  従来の小規模堆積式コンポスト化処理設備で多くの場合行われるバケットローダによる攪拌処理は、処理に長時間かかる上に不均一な攪拌で未熟なコンポストが生産されやすい。 そこで、オーガでかき寄せてブロワで投げ上げる処理をベースにしたコンポスト撹拌切返し装置を試作し、均一な撹拌切返しと粉砕が短時間に省力的にできることを実証した。 エコアドバンス(株)


 2.地域研究成果最適移転システム支援 

課題名研究概要機関名
太陽電池利用による省資源型環境制御システムの開発  太陽光発電素子を用いたフィルム型の日射センサと日射比例制御コントローラを試作し、日射量に応じた灌水量や暖房制御などを可能とする省資源型環境制御システムを確立した。 本システムを用いて、日射比例による促成ナスの加温制御を行った結果、暖房エネルギーを浪費せずに上中物収量が6.74→8.00kg/m2と約19%向上した。 イチゴ養液土耕栽培では日射に比例した給液制御によって収量をそこなわずに給液量を約20%削減でき、節水節肥が可能となった。 太洋興業(株)
土壌有用菌胞子を選別採取・増殖し施用する、堆肥代替品の実用化  堆肥作りの軽労化と低コスト化を狙い、竹林等の表層土壌から採取した有用菌の胞子を食パンと特殊選択材で多量に増殖させて稲わら等に混合し、 増殖促進材の添加によって約2ヶ月の短期間で堆肥代替物(ベストヒューマス)を作製する技術を確立とともに、その施用効果を検証した。 ベストヒューマスは、慣行堆肥の1/10の施用量で、同等の収量が得られた。 (株)三晃化学研究所
抵抗性品種とネットハウスによる美味しいキャベツの超減農薬栽培  キャベツの根こぶ病・萎黄病抵抗性品種による病害回避とネットハウス内の栽培による害虫回避を組み合わせて美味しいキャベツの超減農薬栽培を実証した。 ネットの目合いは0.6〜0.8mmが適正で、'YCR・AG4、トンガリボウシ'などの病害抵抗性品種を用いてネットハウス内で超減農薬栽培を行うと、 農薬を13剤散布する慣行栽培と同等の収量で、食味は向上し、害虫被害は少なくなった。 (株)日本農林社

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