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ア カ バ ナ


アカバナ
(アカバナ科、Epilobium pyrricholophum
花・拡大
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 夏に白〜ピンクの花をつけ、湿った休耕田に生える。水田雑草ほど人なつっこくない。種子には冠毛状の長い毛があり、風に乗って飛ぶ。 名は花が赤いからではなく、秋に葉が紅葉することからついたものであろう。派手な花だが、れっきとした在来種である。

 アカバナ科の花にはマツヨイグサ属であるオオマツヨイグサ、メマツヨイグサ(Oenothera biennis)などよく知られた帰化植物の花が多い。 きれいどころでは、高原湿地で群生しているヤナギラン(Epilobium angustifolium)はアカバナに近い。アカバナとヤナギランは大切にしたい。

メマツヨイグサ
メマツヨイグサ
ヤナギラン
ヤナギラン


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